~ひろく、ゆるく~ かずぴ.diary

【白血病闘病記録】と【好きなこと】あれこれ

自分らしく生きる

 

昨年末の退院以降は特に大きな体調変化もなく、落ち着いた日々を過ごせている。
自宅で生活はやはり何にも代えがたいものだ。

 

かと言って、これからも安心して生活していけるかは不透明。
‘‘今後はちょっとした感染症でも生死を分ける治療になりかねない‘‘
医師の言葉が頭に焼きついて離れない...。

 

 

僕は母に今の自分の気持ちを打ち明けた。
・20歳での発病以来、闘病に励んできたこと。
・移植のお陰で今の自分がいること。
・改善の難しい慢性GVHD(皮膚潰瘍)の苦悩。
・現状維持or悪化の意図を辿る関節拘縮とそれによるQOLの低下。
・日常生活は送れているが、体の中は長年の治療によるダメージを抱えていること。
・これ以上自分の体がボロボロになっていく姿を見たくない...
母は泣きながらもちゃんと僕の気持ちを聞いてくれた。


僕自身、生きることを諦めた訳じゃない。
残りの人生捨てた訳じゃない。
再発による2度の移植、2度も命を救われた身だ。
ただ体の変化には抗えないのも事実。
だからこそ決めた。

 

≪自分らしく生きる≫

 

当たり前のように明日が来るなんて誰しも分からない。
自分だけが追い詰められていると思っていたけど、そこはみんな平等。
何をどう選択して行動するか、自分が決めることに自信を持って生きようと思った。

そして人への感謝を忘れない。
‘‘ごめんなさい‘‘じゃなく‘‘ありがとう‘‘をたくさん伝えられるように。

 

ここ最近の調子良さは、張り詰めていた気持ちが和らいだのもあるのかな。